MotorHack[モーターハック]

走る楽しさを加速化せるモーターウェブマガジン

寒冷地仕様ってなにが違うの?寒冷地じゃない所で乗っていいの?

車のパンフレットや中古車情報を見ているとよく寒冷地仕様車の文字を見ることはありませんか?
特に冬場雪とはあまり縁がない地域の方ではこの寒冷地仕様車の違い等もご存知の方も少ないと思います。あと、気になるのが特に冬場雪が降らない地域で寒冷地仕様車を使用して問題ないのか等もご説明していきたいと思います。
また、こちらでご紹介する装備は一般的に寒冷地仕様で採用される装備であり車種によって仕様に違いがあるため確認が必要です。



ガラス周りの雪に対する対策

雪の積もった車
photo by John Lemieux

やはり一番イメージしやすいのが豪雪地帯での使用をイメージしますよね。これに対してワイパーは大量の雪で負荷がかかりやすい部分のためワイパーのモーターが標準車に比べて強化されていたり、ワイパーが凍結しないようにフロントガラス下部にワイパー用のヒーターが装備されている事が多いですね。
リアガラスの電熱線の装備はもちろん標準車に比べ電熱線の量を増やすメーカーもあるそうです。また、サイドミラーにも電熱線を採用する車種もあり雪に対しての視界の確保を目的としています。

エンジン周りでの標準車との違い

インプレッサ
photo by Grant.C

やはり気温の下がる地域での使用を想定しているため、冷却水の濃度が標準車と違い気温の下がった場合にも対応できるようになっているようです。このほかにもスターターモーターの強化や車種によってはバッテリー容量が標準車より大容量の物が採用されているケースも多く見られます。

ヒーターの強化

車のエアコン
photo by Giovanni Collazo

機械面だけでなく車の中に乗っている人のための装備もあります。標準車に比べヒーター性能が強化されている事が多くエンジンをかけてから暖まるまでの時間が早くなるように設計されています。
ただし、決してエアコンがよく効くとは意味合いが変わりますのでそこはお間違えのないように。

外装面、ボディー面

フォグランプ
photo by JamesHenry

また、豪雪地帯での吹雪を想定しフロントのフォグランプとリアフォグランプを寒冷地仕様車での装備があったり、融雪剤による錆対策のためにボディー下回りに錆止め加工を採用する車種もありますね。これを利用して特に雪の降らない沿岸部の方が錆対策のために寒冷地仕様を購入されるケースもあるそうです。

特に雪の降らない地域で寒冷地仕様を乗っても大丈夫?

錆びた車の上の雪だるま
photo by MarPa87

すでに先述してしまったが、沿岸部の方が錆対策の施されている寒冷地仕様を購入するケースがあるように寒冷地仕様車を雪の降らない温暖な気候の地域で使用する事は全く問題ありません。ただ温暖な気候で乗る事が全くデメリットがないとは言えません、これは装備が標準車と異なり故障の際などに特殊な部品として扱われる事もあるからです。特にバッテリーが大容量化されているためメンテナンスのコストは標準車と比べ少し高くなる事もあります。

 

寒冷地仕様はオプション設定として値段も比較的安価に設定されているため寒い地域にお住いの方はもちろんレジャーやドライブで冬の降雪地帯に行く機会が多い方は選ぶ価値はありそうです。

Return Top