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新型カムリは2017年夏発売?大きく姿を変えて登場

2017年1月10日、デトロイトで開催されていた北米国際自動車ショーにて初お披露目された新型カムリ。フルモデルチェンジされイメージから一新されたその姿に、驚いた方も多いのではないでしょうか。現在公開されている情報をまとめてみます。



カムリはついに10代目

新型カムリ

1982年にトヨタ自動車から初代モデルが販売開始されたカムリですが、今年で登場から35年を数え、この新型モデルでついに10代目にもなります。過去15年間、北米市場では非常に人気の高いモデルとして知られており、安定した販売を続けている車種です。そのためある意味では保守的な部分を持ったモデルとも言えるため、今回のスポーティセダンとして生まれ変わった姿は長年のファンだけでなく、カムリを所有したことがない方々からも大きな反響がありました。開発者サイドももちろんそれを知っているため、このデザイン変更はかなり思い切った選択だったことでしょう。しかし、今回のモデルチェンジについて、トヨタ自動車側はただ受動的に選ばれる車ではなく、「カムリに乗りたい」という気持ちで選ばれる車になるようにと大胆な変化をさせたというコメントをしています。

フルモデルチェンジの開発コンセプト

トヨタの公式アナウンスによると、

  • Performance
  • Intelligence
  • Experience

の3つを軸とし、走りや乗り心地などクルマとしての基本性能を鍛えこむ(Performance : 性能)とともに、先進技術・機能を通じ環境性能や安全性を更に高めていく(Intelligence : 智能)

この二つの要素を徹底的に追求することで、両者が相まって数値では表せない価値を生み、カムリをお客様の五感に訴えるクルマに昇華させる(Experience : 官能)

ことを目標としており、意のままに操れるだけでなくエモーショナルな走りを心がけたとのことです。

全面的にTNGAを採用

TNGAとは「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー」の略称で、トヨタ自動車が現在推し進めている構造改革のコンセプトを意味しています。シンプルで汎用性も高く、剛性も増した新しいプラットフォームをはじめとした、グローバルな展開のための規格そのもののことで、現行プリウスや販売開始されたばかりのCH-Rもこのコンセプトに則った設計をされています。しかしこの新型カムリではアンダーボディ、足回り、パワートレインや電気的部品に至るまで刷新しているため、全面的にTNGAを取り入れた初のモデルと言っていいでしょう。

2.5Lの新開発エンジン

エンジンはTNGAに則った新開発の直列4気筒2.5Lを搭載する予定。トランスミッションも全面刷新された「Direct Sift-8AT」を採用し、世界トップレベルの伝達効率を実現し、多段化やロックアップ領域の拡大により意のままに反応するような設計がなされています。また、ハイブリッドモデルではこちらも2.5L用に新開発し、小型軽量化されたトヨタハイブリッドシステム(THS II)を搭載する予定となっており、優れた動力性能だけでなく、クラスでも最高の低燃費性が期待できます。セイフティ面では、ミリ波レーダーとカメラを用いた車と歩行者を認識する衝突回避支援パッケージである「Toyota Safety Sense P」を採用しており、安全性でも完成度の高い仕上がりになるようです。

日本国内では全国トヨタカローラ店だけでなく、トヨペット店、ネッツ店でも販売される見込みで、2017年夏頃の発売予定となっています。詳しいエンジンスペックも含め、続報にも期待できそうです。

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