三菱は2016年の2月16日に人気の高いSUV「アウトランダー」を一部改良し、新しいグレード「20Gパッケージ」を3月2日に発売すると発表しました。
まずはアウトランダーについて、おさらいしましょう。
アウトランダーってどんな車?
ボディについて
衝突安全強化ボディRISE(ライズ)が採用されております。RISEは高エネルギー吸収構造と高耐力キャビン構造で、全方向の高い衝突安全性を確保させる事ができます。さらに室内変形を抑える補強も施されおり、衝突時のエンジンルーム内エネルギー吸収量も増加しています。
エンジンについて
エンジンは直列4気筒SOHC16バルブとなっております。リフト可変と位相可変を機械的に連動させるシンプルな機構でSOHC化、これによってSOHCでありながら、DOHCエンジンと同等の性能を実現させ、低燃費を実現させました。その結果「平成27年度燃費基準」を達成しています。
アウトランダーPHEVが2013年1月より販売中
現在でも人気が高いアウトランダーPHEVについてですが、プラグインハイブリッドとして販売されたのはトヨタ プリウスPHVが初でしたが、その次に登場したのがアウトランダーPHEVとなります。低燃費と快適走行を両立するために、モーター駆動のみで走行する「EV走行モード」を搭載!JC08モードでプラグインハイブリッド燃料消費率67km/L、ハイブリッド燃料18.6km/Lを実現させました。さらにEV単独走行でも充電使用時の走行距離60km走る事も可能。
一部改良された「20Gナビパッケージ」
今回の改良では、予防安全技術「e-Assist」の強化と昨日装備の充実を図っています。また、新しく設定された20Gナビパッケージは2Lエンジンを搭載するFF車にナビゲーションシステムを標準装備したグレードとなります。
「e-Assist」の強化については、衝突被害軽減ブレーキセンサーをミリ波レーダーから、カメラとレーザーレーダーを併用したシステムを変更する事で、さらに歩行者検知機能を追加し安全性を大きく高めました。
オートマチックハイビーム機能も追加し、車が車線からはみ出ると鳴る警報のタイミングも最適化。フロントフォグランプをLEDとして消費電力を抑えたほか、ロービーム点灯時のヘッドランプとの色合いを統一しました。
機能の装備も充実しており、電動パーキングブレーキを4WD全車に採用しただけではなく、信号待ちや渋滞時にブレーキペダルを話しても停車状態を維持する「ブレーキオートホールド」を追加しました。またステアリングヒーターも標準装備され、さらにApple CarPlayとAndroid Autoに対応するスマートフォン連携ディスプレイオーディオもオプションで用意しているとのことです。
- 20G:253万8000円
- 20Gセーフティーパッケージ:266万8630円
- 20Gナビパッケージ:299万0520円