日産自動車の高級ブランドインフィニティの公式ツイッターにて、日本ではまだ未発売の「Q60」をベースとしたハイパフォーマンスバージョン「ブラックS」と見られる画像を公開した。現在のところこのプロジェクトブラックSが果たしてどのようなプロジェクトでQ60がどこまでチューニングされたのかは全く不明だが、3月に行われるジュネーブモーターショー2017にて何らかの発表があるとみられている。
インフィニティ公式ツイッターにてティザー公開
Coming soon. Project Black S #INFINITIF1 pic.twitter.com/BXb9mDNjqv
— INFINITI MSport (@InfinitiMSport) 2017年3月1日
Sneak peek. Coming soon. Project Black S #INFINITIF1 pic.twitter.com/bWRW9hKomH
— INFINITI MSport (@InfinitiMSport) 2017年3月3日
3月3日付けの画像を見る限りでは新型のQ60がベースとなっていることはほぼ間違いないと見られる。さらに興味深いのは下部にルノースポールF1チームと表記があり、開発にあたってルノーのF1技術がフィードバックされてチューニングされている可能性があり、ハイパフォーマンスカーであるということに間違いはなさそうでとても興味深い話となっている。
さらに直近のツイッターの情報で外装が見えた
No mercy. No compromise. The best that INFINITI and the Renault Sport Team have for the road. Project Black S #INFINITIF1 pic.twitter.com/E1Wf0p4b1j
— INFINITI MSport (@InfinitiMSport) 2017年3月4日
などとほとんど外装が見えている画像が公表された。これによるとベースのQ60とは大きく違い外装面で伺えるのがかなり大型化されたフロントのグリル下インテーク部分とホイールも大型化されているようにも見える。画像では確認しずらいが大型リアスポイラーも装備されているようで現在まで発売されてきたインフィニティブランドの車両の中でもかなりスポーティーな外観となっている。
予想されるスペックは?
インフィニティQ60はこのプロジェクトブラックSを除いてもすでにスポーティーなグレードが存在している。そのエンジンにはV型6気筒ツインターボにて400hpを絞り出すなかなかのパワーを兼ね備えるモデルがすでに存在するため、さらにこれを凌駕するパワーとなると全く新しいアプローチでその他の車種に採用しているV型8気筒エンジンを載せたり、理想としては日産GT-Rのエンジンを搭載したスーパースポーツなんて想像もできる。だが、現在のV6ツインターボをチューニングして500馬力の大台に乗るのではないかと予想される。
発表が気になる!
日本ではスカイラインクーペとして発売されると見られるQ60だが、このプロジェクトブラックSが日本導入されるのかは全くアナウンスされていない。もしルノーF1の技術を投入した車両が市販されるとなればモータースポーツから技術をフィードバックする日本のNISMOとの兼ね合いも気になるところだ。
近日のジュネーブモーターショー2017にてなんらかの発表があるとみられているため続報はまたお伝えいたします。