ついに予約を開始したロードスターRFの価格と特徴は?

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マツダの新型ロードスター、ロードスターRFの価格が発表され、予約が開始されました。ファンにとっては待ちに待ったという感じですね。
そもそもこのRFは「リトラクタブル・ファストバック」の略なのですが、今まで色々な種類のオープンカーで採用されてきた電動ハードトップとは違った形式を取っています。屋根をすべて収納するのではなく、一部を残すことにより既存のタルガトップともまた違う新たな構造を持っているのです。

全く新しい発想、「RF」

オープン時はこのようなスタイルになります。今までの歴代ロードスターの中でも全長がもっとも短い現行ND型の派生モデルのため、そのまま屋根をすべて収納してしまうとトランクの容量がかなり圧迫され、実用面で大きな損失です。
しかし仮にルーフの分割数を増やしてなんとか容量をそのままに収納したとしても、今度はクローズ時の状態が分割のラインだらけで美しくなくなってしまいますよね。
この大きな矛盾を解消するために考案された画期的なモデルが「RF」なのです。その名の通り、クローズ時は美しい曲線のファストバックスタイルでありながら、オープンの開放感も持ち合わせています。
ソフトトップのようなフルオープンは確かに爽快ですが、安全性を考慮すればドライバーはルーフで守られていたいもの。リアルーフだけを残すことにより開放的でありながら包まれているような安心感を目指して開発されました。

開閉モーションまで新しく、美しい

開閉のモーションはとても静かでスマート。開閉に要する時間も数々のオープンカーハードトップモデルでも最速クラスで、ボタン一つで完了します。動きを見ているだけでもグッと来てしまいますね。
インパネの液晶内にも開閉モーションの映像が流れるという心憎い演出つきです。人馬一体を目指し開発されたコンパクトな車体をキープしつつ、このピタリと収まるルーフを編み出したマツダの技術は、長年の「ロードスター」というブランドを継続し続けて培ったもので、中々他のメーカーには真似出来ないものでしょう。

エンジンはついに排気量2000ccに!

現行のソフトトップで発売されているNDロードスターは、海外では2リッターのエンジンが選択肢としてありますが、国内においては相変わらず1.5リッターモデルしか選ぶことが出来ません。
マツダ側は頑なに国内では必要ないとNDロードスター発表時からアナウンスしていましたが、この「RF」はついに2リッターで国内でも販売されます。
ハードトップ化で車体重量が上がったというのもその理由の一つですが、もともとNDロードスターを開発している段階からハードトップモデルを出すことは決定していたため、あえて2車種のキャラクターを分けるという意味合いもあります。

海外、特に北米では長時間、直線道路を走り続けなければならない場面が多いので2リッターモデルは選択肢として必要ですが、日本国内では本来のロードスターのあるべき姿、軽い車体でエンジンを回して走る楽しみを味わってほしいという、25年以上にも渡りロードスターを開発し続けてきたマツダの誇りと願いがあります。
それに比べて今回のロードスターRFは「スポーツ」よりも「ラグジュアリー」に振ったモデルといえます。もちろんハードトップになっても他社スポーツカーと比べ小型軽量なのは変わりませんが、NDロードスターと違い、「余裕を持って優雅に走る」という新たなロードスターになりそうです。

ハードトップ化は新たな顧客を生み出すか

ロードスターといえば幌は開けることができる訳ではなく、「閉めることができる」といったイメージが強く、基本は開けているもの。しかし先代のNC型がそうであったように、幌車ではなくクーペのようなハードトップモデルを求めるユーザーが多いのもまた事実です。
昔の車に比べれば強度が増したものの、幌はデリケートな扱いが求められるものです。ガレージを誰もが持ち合わせているわけではなく、屋根のない駐車場では真夏の直射日光による紫外線や暴風雨にさらされるため、当然痛みが早くなります。交換するのにも金額が掛かりますし、外部の音に対する遮音性もハードトップに比べると低いという現実があります。
また防犯性も低く、車内に貴重品を置いておくなんてもってのほか。日本に比べ治安の悪い海外でもこのハードトップを求める声がありました。NAやNB型の時代とは異なり、RFは出るべくして出た、といった感じですね。

 ロードスター RFの価格は324万円から

今回ご紹介したロードスター RFの価格は324万円からとなっており、今までの幌のモデルに比べると高くなっていますが今回ご紹介したRFならではの利点や2.0Lエンジンが搭載されたことを考えると納得できるのではないでしょうか。

今までオープンカーに興味がなかった方や、欲しいけれど実用面で今ひとつといった方にも受け入れやすいデザインとして生まれ変わったロードスターRF。走っている姿が見られる日が待ち遠しいですね。

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