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初代レンジローバーの完全レストア車を限定発売へ

ランドローバーは2月にパリで開催された「サロン・レトロモービル2017」においてメーカーにて完全にレストアされた初代レンジローバーを出展した。これはランドローバー・クラシックが「REBORN」プロジェクトとして始まったもので初代レンジローバーの前には「ランドローバー・シリーズⅠ」のレストアを行い話題となり大成功を収めたプロジェクトの第2弾となる。このレストアを行った初代レンジローバーを限定10台にて顧客へ販売を行うという発表も併せて行われた。

初代レンジローバーのフルオリジナルを忠実に再現

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今回このレストアプロジェクトにてベースとなる個体は1970年に発表されたレンジローバーの初期の個体をレストアするという記述があるため1980年に追加された5ドアモデルではなく初期の3ドアモデルのみのレストアであると見られる。レストアを行うベース車両はレストア候補を慎重に選んだ上に新たに購入するにあたってボディーカラーは選択が可能と見られるが製造時のオプションや特徴がそのまま引き継がれるという発表がありあくまでも新車ではなくレストアであるという面を伺うことができる。搭載されるエンジンは個体によって異なる可能性があるが当時初期のモデルに搭載されていたローバーの3.5LのV8エンジン+キャブレターが全てのレストア個体に搭載されるのではないだろうか。このレストアされた初代レンジローバーは限定10台で13万5000ポンドから、日本円にして1900万円以上という現行モデルも真っ青のプライスタグが付けられている。

大きな話題をさらった「REBORN」プロジェクト、第一弾はランドローバー・シリーズⅠから

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ランドローバーは2016年には同じ「REBORN」プロジェクトとして現在は生産終了した同社のディフェンダーの元祖と言えるモデル、シリーズⅠのレストア販売を行った経緯がある。これは1948年に発売されたシリーズⅠのレストアを行うもので限定25台が販売されると発表した。60年以上前の車両を完璧にフルレストアし販売するということで話題をさらった。

世界的に愛された初代レンジローバー

レンジローバーといえば現在も世界中で愛される高級SUVの代名詞とも言える存在だ。当時は四輪駆動車に快適性、高級感などを備えた車は存在しなかったがレンジローバーの登場によって現在の高級SUVが数多く存在するといっても過言ではない。初代レンジローバーは1970年の発売後、エンジンだけでなく様々な箇所に改良を加え日本にも1990年頃から輸入が始まりモデルチェンジを行った2代目レンジローバーが発売された後もレンジローバークラシックとして1996年までの26年間もの間販売されていたモデルである。現在も初代レンジローバーのファンは多く、市場価値も年々上昇を続けている。

初代レンジローバーの熱烈なファンの間では今回のレストアプロジェクトでその車両を手にいれることのできる人はほんの一握りだと言える。だが、現在各メーカーは販売終了車種のレストアや販売を終了した部品を再び供給するなどの流れが見られるためこれによって現在愛着を持って所有し続けるクラシックカーをさらに長持ちさせることができるようになると言える。

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