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30年以上愛されるスポーツカー「BMW M3」とは

BMW M3

BMWのスポーツカー「M3」をご存知ですか?車好きの方なら一度は名前を聞いたことあるかと思いますし憧れの車として名前を挙げる方も少なくないのではないでしょうか?このM3は初代の発売は1985年とすでに30年以上も継続して販売している人気のモデルであり、モデルチェンジを重ね現行のモデルで5代目となっています。ベースとなるBMW3シリーズの進化だけでなく、時代の流れとともに進化を続けるM3の人気の理由と現在までの歴史などを詳しくご説明いたします。



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M3を作ってるBMWのMってまずなに?

BMWは様々な車種の車種名の頭にMという車名がつけられた車が多く存在します。M3だけでなくM5やM6、SUVのX5Mや先日日本にも導入が開始されたM2クーペなどのこれらはBMWの子会社として存在するBMW M社という会社での設計・開発された車にのみ付けることができる車名となっています。このBMW M社のMとは、モータースポーツの頭文字のMであり1993年にBMWモータースポーツ社からBMW M社として現在に至っています。この名の通りBMW M社はモータースポーツに特化した車両の開発を行っていたことから、BMWのモータースポーツ部門だけでなくチューニングを施した市販車の開発も行っているということになります。以前はMモデルの生産も行っていたとのことですが、現在はMモデルの開発やモータースポーツ関連の設計開発及びインディビデュアルと呼ばれる特注モデルの生産を請け負っているとのことです。このMモデルはBMWの中でも走りの性能に特化したスポーツカーという実力が認められ世界中でイメージだけでなく販売面でも成功を収めています。そんな中でもBMWのDセグメントでの人気車種3シリーズをベースとしたM3はハイパフォーマンスカーの中でも実力を認められており、レースシーンで活躍しているだけでなく市販車としても大人気のモデルとなっています。

初代M3「E30型 M3」の発売

M3の初代は1985年にドイツにて発表されました、これはBMWにとって2代目となる3シリーズの「E30型」の2ドアモデルをベースとする車両でレース参戦を目的に開発されたモデルとなっています。その後ドイツのツーリングカー選手権での活躍もあり、市販モデルも大人気のモデルとなりました。日本にも1987年頃から正規輸入が開始され、バブル期ではこの2代目3シリーズを「六本木のカローラ」と揶揄する声もありましたが、フロントとリアに迫力のオーバーフェンダーが装着されていたことと大型リアスポイラーが装着されていたことからM3は別格として扱われていたことでしょう。この初代E30型M3は1990年頃まで生産されて日本にもかなりの台数が正規または並行輸入にて輸入されたと言われています。

初代M3のE30のスペックは?

デビュー時の1985年のスペックとしてエンジンは2.3Lの4気筒エンジンで195psを発生させ、エンジンだけでなく足回りの強化やボディにも手が入れられベース車の3シリーズとは大きな違いが各部に見られるモデルとなっています。もちろん先述した大型のリアスポイラーやトレッドを拡大する為のボディキットなどが装備されるにも関わらず現在で考えたら超軽量な1280kgという重量であることから現在の感覚で捉えるとかなり非力に見えますが重量を考えるとかなりの速さを誇ったモデルと言えるでしょう。また、このM3のベースモデルだけでなくレースに参戦するのにホロモゲーション取得モデルが限定車として発売されており1987年のM3エボリューションではエンジン出力が210psへ強化されています。さらに1988年のM3エボリューション2ではエンジン出力が220psへ強化され1989年にデビューしたM3スポーツエボリューションではエンジンが2.5Lへと拡大され最終的に238psまでパワーアップされています。

その他にもレアなモデルが存在

当時の日本のバブル景気にも後押しされ先述した限定車などの多くは平行輸入車として数多く日本に輸入されていました。この中でもレアなモデルとして存在するのがM3カブリオレというモデルでエンジンスペックはM3と変わらずオープンを楽しめる豪華なモデルとなっています。スポーツ走行だけでなく豪華なツアラーとしての需要は少なくなかったと思われますが平行輸入車のみであったこともあり現在日本ではほとんど見ることができないレアなモデルと言えるでしょう。

現在E30 M3を買おうと思ったらどれぐらい?

現在は名車として人気のこのE30型 M3を手に入れようと考えるとかなりの金額を覚悟しないといけません。日本に数多く輸入されていたとはいえ現在では現存数はかなり減少している状態です。とくにこのE30型は世界中で人気があるため日本から海外へ輸出されるケースも少なくありません。中古車市場においても数が少ないだけでなくコンディションによっては金額も400万円から600万円近く、さらには当時の新車価格以上で取引される個体も存在するようです。今後はクラシックカーとしてさらに価格が上がる可能性も考えられます。さらには最終年式でも1990年ということで25年以上経過したモデルであることから構造がシンプルな時代とはいえメンテナンスにも多額の費用を覚悟したほうが良いでしょう。

そして進化し6気筒エンジンを搭載した2代目M3「E36型」の発売

1990年に生産を終了した初代から3年、1993年には3代目3シリーズE36型をベースとしたM3が発売されました。このE36型のM3のトピックとしてはBMW伝統の直列6気筒エンジンが搭載されたことと、それによる大幅な排気量とパワーアップが図られたことでスポーツ性をさらに向上させたと言えるでしょう。日本にも初代に引き続き正規輸入が行われ、初代と比べて外装面ではフェンダー部分などがベースの3シリーズクーペにかなり近い外装となったことから見分けがつかなくなったなどと言われることがありますが、見た目に差が少なくなったとはいえ搭載するハイパワーなエンジンと専用の足回りにより超高速クルージングが可能な大人のスポーツカーとして1998年まで生産されたE36型は現在でもファンの多いモデルとなっています。

E36 M3のスペックは?

E36型から3Lの直列6気筒エンジンが搭載されたことから286psと先代E30型に比べて大幅なパワーアップが可能となりました。発売時は5速MTが組み合わせられていましたが、後のマイナーチェンジにより排気量が3.2L化され321psを発生させるエンジンに6速MTまたはシングルクラッチのセミAT「SMG」が組み合わされることによって変速スピードが向上したとしてさらなる進化を遂げたと言えるでしょう。このコンパクトで1460kgという軽量な車体に321psを発生させるエンジンを組み合わせることによってスポーツカーとしての地位は確実なものとなっていきました。

初代に引き続き日本導入されていないモデルも

初代M3には日本未導入のカブリオレモデルが存在しましたがこの2代目M3にも引き続きカブリオレモデルが設定されています。日本には正規輸入されなかったものの他にも4ドアセダンモデルも存在し日本にも平行輸入車としてある程度の数の個体が輸入されたと言われています。とくに4ドアモデルは外装面でベースの3シリーズと見分けがつきにくいですが、強力なパワーを持つことから目立たないスポーツカーとしても需要は少なくないと言えるでしょう。

現在では手に入れやすい価格となったE36型

先代のM3に比べると中古市場でもかなり価格面でも手に入れやすい部類となっているE36型ですが、最終年式でも18年以上経過しているモデルということから状態のいい個体を探すのはそう簡単ではないと言えます。価格としては中古車情報などでは200万円前後からとなっていますが年式によってスペックが大きく変わるため理想の一台に出会うのはかなり難しいかもしれません。このモデルではサーキット使用されていた個体も多く修理が必要な可能性も高いという点と、さらに残念ながらSMGモデルは故障が多いとも言われているためSMGモデルを手に入れた場合その後の故障との付き合いとメンテナンス費用も覚悟が必要でしょう。

パワーアップとさらなる熟成を遂げた3代目「E46型」の発売

1999年に発表されたE46型M3は日本には2001年に導入され始め、ボディサイズはほとんど変更がないもののと先代E36と同排気量ながらもパワーアップに成功しさらに洗練されたモデルとして発売されました。この後ご紹介する4代目が競合車や時代のニーズによって大型化に向かうことから最後のM3なんて呼ばれることもあり、現在でも所有しているオーナーはこのE46型にこだわりを持っているなんて声も少なくありません。日本に導入されたのはクーペモデルのみであり、ベースとなった3シリーズはマイナーチェンジによりフェイスリフトを行うもののM3に至ってはフロントヘッドライト及びテールランプの形状は変更されなかったため外装面ではほとんど違いがわからない点が残念な点と言えるでしょう。ですがこのE46型から初めてM3として正規輸入車で右ハンドルを選択することが可能となり、先代で故障の多い部分とされていたセミATのSMGが改良されSMGⅡへと着実に進化を遂げているモデルと言われています。4代目のE90にバトンタッチする2006年まで製造が続けられました。

熟成されたE46型M3のスペック

エンジンスペック自体は同じ直列6気筒で排気量3.2Lと違いはないように見えますが馬力では343psとパワーアップに成功し0-100km/h加速では5.2秒を誇るなどスポーツカーとしての素質はさらに磨きをかけ、次にご紹介する軽量化とパワーアップに手を入れた限定モデルでは360psを誇るなど常に進化を続けています。さらにそのパワーを受け止めるギアボックスには6速MTだけでなく先代から改良されたシングルクラッチの6速セミATの改良版「SMGⅡ」が採用され「AT免許の子供や嫁さんも乗れるスポーツカー」としてファミリーカーとして家族で使用しているなんて話もあるそうです。

カーボンパーツを採用する限定車も登場、やっぱり日本未導入モデルも

E46型M3にはカーボンパーツを各所に使用し軽量化に成功した限定モデル「M3 CSL」というモデルが存在します。これは現在のモデルにも通づるカーボン製のルーフパネルを採用することによって軽量化と重心を低くするという目的ですが、当時としては画期的でありカーボンをルーフパネルに採用するということで当時話題となりました。そのほかにも360psへとさらにパワーアップされたエンジンやカーボンだけでなく装備の簡素化によってベースモデルより100kg以上も軽量化に成功した限定モデルとなっています。さらに先代に引き続き日本未導入のカブリオレモデルも本国では設定されています。

価格が落ち着いてきたE46型、手に入れるなら今かも

E46型M3もすでに2世代前のモデルということでかなり中古市場でも価格が下落傾向にあるようです。程度にはよりますが車両価格200万円を切る個体もちらほら見受けられます。どうしてもスポーツカーということで前オーナーの使用用途がサーキットやスポーツ走行メインとなってしまうと状態に難がある個体もあるかと思われますが、スポーツカーである以上メンテナンスには手をかけなければいけないと割り切れるのであればこれまでご紹介してきた歴代M3の中でE46型のM3を中古で手に入れるのはかなりオススメと言えるのではないでしょうか?ただやはり人気があるのは6MTモデルでありセミATのSMGは故障が多かった先代の影響か避けられる傾向にあるようです。故障だけでなくスポーツカーとしてはやはりダイレクト感のあるMTモデルのが人気があるというのも納得ができますね。

時代の流れとライバルの大型化によりV8エンジンで歴代最も大排気量な4代目「E90/E92」型

2007年には4代目M3のE92型が発表されました、今回の代では大型化したボディにV型8気筒エンジンを採用し排気量とシリンダー数では現行モデルをも凌ぐエンジンとなっていることがポイントです。この年代では各社でパワー競争が行われていることから、同じドイツのメルセデスベンツ、アウディなどが同クラスのスポーツモデルにV8エンジンを搭載し大排気量によるパワー競争が激化していた流れからBMWもスポーツカーとして発売しているM3にV8エンジンを搭載しました。DセグメントではV8エンジンを搭載しその上のEセグメントではアウディとBMWがV10エンジンを搭載するまでに競争は激化し排気量と大形エンジンを搭載することでそれを求める国においてはセールスとしても成功を納めていますが、代々M3を乗り継ぐファンからはBMWらしさが失われたなどの評価が出たことも記憶に新しいのではないでしょうか?ただ、BMWとしてはもちろん先代に比べて大きくて重くて遅い車を作った訳ではなく、サイズ的には大型化したもののE46型M3CSLと同じくルーフパネルにカーボンを使うなど軽量化を行い、エンジンパワーも相まって先代より0-100km/h加速でも4.8秒と先代を上回る数値を叩き出しています。今回のモデルから待望の4ドアセダンモデルが日本導入されたこともあり、こちらも人気のモデルとなっています。このE90/E92型は次の世代のF80/F82へとモデルチェンジする2014年まで販売が続けられました。

歴代の中でもマッスルカーと言えるE92型のスペック

今回のモデルに搭載されたV型8気筒エンジンは4Lの420psを発生しこれをスポーツカーらしく8000回転以上回すことで最高出力が得られます。V8エンジンを8000回転以上回すことができるというだけでただものでないことが読み取ることができますが大型化したと言ってもボディは1630kgと同クラスの他社に比べて軽量であると言えるでしょう。これに組み合わされるトランスミッションは当初6段MTのみの設定だったものの後にセミATのDCTが設定され先代のSMGとは違い変速スピードやトランスミッションのコンパクト化に貢献していることと途中で追加された4ドアセダンモデルにはこのDSCギアボックスを待ち望む声が多かったと言われています。この大排気量V型8気筒NAエンジンらしくパワースライドが容易にできるということで動画サイトにも歴代M3はサーキットを攻める動画が多かったものの今回の代ではドリフトをする動画をよく目にすることからもキャラクターが見て取れるのではないでしょうか?

ついに日本にはセダンが、さらにはピックアップモデルも⁉︎

今回のモデルでようやく4ドアセダンが日本導入されることとなりました。これによって日本でのM3の購買層がまた変わってきたのではないでしょうか。しかも歴代M3らしくかなりボディーパーツには派手なパーツが使われており、4ドアセダンモデルであろうとも一目見ただけでM3だとすぐに見分けることが可能と言えるでしょう。ただ、やはり本国ではカブリオレモデルが設定されているものの日本には導入されていません。ハイパワーオープンカーというジャンルは日本にはフェラーリやランボルギーニ、一番近いところでポルシェ911ぐらいであまり競合車がいないというところですがあまり需要としては見込めないという判断なのでしょう。また、このE90型をベースとして開発が進められていたのがリアを切り取ったピックアップモデルという存在です。これはドイツのサーキットニュルブルクリンクにてスクープされ世界中で話題になったピックアップモデルでしたが、BMWがエイプリルフール用に用意したジョークであったと報道が訂正され驚いた方も多かったのではないでしょうか?またこのエイプリルフール用のジョークをわざわざサーキットで開発を行うなんて力の入れようには驚きますよね。さらにはこのピックアップモデルはナンバー取得が可能だったというかなり完成度の高いものであったとの後日談まであるそうです。

人気を2分した今回のモデル、値下がりは免れないかも

今回のモデルでは人気が好みによって2分されてしまったのではないでしょうか、大排気量V8のマッスルカー的な加速とパワーと軽量で小型ながらもキビキビ走るスポーツカー的な加速感。これが現在までのM3を選んできたユーザーの好みを2分してしまったことから4ドアセダンモデル、2ドアモデル両方で輸入車らしい年式相応の値下がりをするのではないでしょうか?中古車市場でもなんと300万円を割り込み個体もで始めたことでセダン、クーペ問わずこのモデルは価格の下がりやすいところにいると言えるでしょう。逆に言ってしまえば中古車市場で手に入れるにはベストとも言える状態で、かなり価格の下がった個体をゲットするチャンスかもしれません。

マイナーチェンジではベースとなる3シリーズの進化に合わせて

このE90/E92型においてマイナーチェンジ時にはMモデルとしての進化ではなく、ベースとなる3シリーズの進化に合わせてマイナーチェンジが行われています。フェイスリフトに合わせてテールランプの形状が変わるなどの外装的な進化だけでなく、内部のインターフェイス「idrive」の進化に合わせて同じくマイナーチェンジを行っています。Mモデルは走りの性能だけでなく、ベースの3シリーズの進化に合わせて使いやすく変わっていっているのがメーカー直系のスポーツカーの嬉しいところと言えますよね。

長い歴史が変わった5代目「F80」型M3と「F82」型M4

E90/92型からモデルチェンジ今回の世代では、BMWのラインナップに大きな変更が加えられました。この世代にてセダンモデルは3シリーズと呼ばれるものの、クーペモデルは数字の一つ上がった「4シリーズ」としてラインナップで呼ばれることとなったためMモデルにおいてもセダンは「M3」ですがクーペモデルは「M4」として販売されることとなりました。今回のモデルチェンジのポイントとしては世界的な大きな流れとして各社がエンジン排気量、シリンダー数を少なくして過給器にて過給してパワーを得る「ダウンサイジングターボ」をこのM3/M4にも採用している点と言えるでしょう。先代のV型8気筒4Lエンジンからその前の世代に戻ったとも言われる3L直列6気筒エンジンにツインターボを採用しターボ車にも関わらず7600回転のレッドゾーンまで回せば排気量が小さくなったエンジンといえどV8エンジンの最高出力を優に超えるスペックを叩き出すというだけでもこのエンジンの凄さが伝わってくるのではないでしょうか?また、先代よりさらに一目でわかるMモデルとしてのボディーパーツが特徴のひとつでもあり、かなりスポーツカーとしての迫力を身につけたモデルとなっています。価格面でも先代より価格アップによりすべてのグレードにて1000万円を優に超える車両価格という面からもベースモデルの3シリーズとは一線を画すモデルとして認知度もかなり高いところに来ていると言えるでしょう。

ダウンサイジングながらも先代を超えるF80/F82型のスペック

直列6気筒の3Lツインターボを搭載する今回のモデルでは先代の420psを超える431psという驚異のパワーを絞り出しています。直列6気筒に戻ったとはいえしっかり先代に劣らないスペックを用意するのがさすがBMWと言ったところでしょうか。今回のモデルではさらにボディが一回り大型化しているものの重量は先代と全く変化がないことから走行性能にはさらなる磨きがかかったと言えるでしょう。実際に発表されている0-100km/h加速はDCT車でわずか4.1秒というスーパーカーのタイムに近いところまで仕上げられているところに今回の開発の本気度が伺えます。

セダンが3、クーペが4

先述したとおりBMWのラインナップ変更によりセダンが3、クーペが4というラインナップ変更が行われたことにより先代に引き続きセダンモデルとクーペモデルが日本には導入されています。今までは3のクーペと呼び慣れてたモデルが4として変わったことにまだ少し違和感がある方もいらっしゃるかもしれません。また今回もカブリオレモデルは本国では用意されているものの今回も今のところカブリオレの日本導入は見送られています。ただ、ハイパフォーマンスなオープンモデルは上位モデルのM6でカブリオレモデルが正規輸入されているためやはり日本では小型のモデルよりは大型のモデルでのオープンモデルの需要があったといえるでしょう。

 新車購入が可能な現行モデル

これまでご紹介したモデルはすでに販売が終了した先代モデルでしたので中古車市場での購入についてのご紹介でしたが、この世代ではやっと現行モデルとして新車購入が可能となります。新車価格はセダンモデルで車両価格1132万円から、クーペモデルは1154万円からとなっていますが、このモデルもすでに中古車市場で出回っている個体も存在します。現在ではセダン、クーペモデルともに走行距離は3万キロ以下の個体で800万円前後から中古車市場で取引されていることから程度の良い個体がかなり値下がって販売されていると捉えることもできますよね。

ここで現行モデルまでの解説は終わりとさせていただきます。ここからは番外編として今ある噂と他のモデルについてご紹介いたしましょう。

競合車についに追従するか?「M3ツーリング」は開発中?

ベースとなる3シリーズにはワゴンモデルが存在し、これのMモデルを待ち望む声は日本だけでもかなり多くの数が存在すると見られています。競合車のメルセデスベンツCクラスやアウディのA4にはそれぞれワゴンモデルにAMGバージョンとRSバージョンを用意しており人気のモデルとなっています。特にBMWがワゴンモデルの開発にNGを出しているという状態ではないと見られるのが、実はE60型M5の時代に日本には正規輸入されなかったもののM5ツーリングとしてワゴンモデルの発売を欧州で行っているという実績をもつのが一つあるところと、コンセプトモデルとしてE46型の時代にM3ツーリングの開発を行ったとされているためで特にBMWがMモデルのワゴンを拒否しているとは考えにくいと言えるのがお分かりいただけますよね。ハイパフォーマンスなワゴンというかなりニッチなマーケットであるのは仕方ありませんが競合車がそれぞれワゴンモデルを設定しているところからもぜひ対抗して欲しいところではありますよね。特に今後はこのCセグメントのハイパフォーマンスカーが軒並み4WDを採用し始める動きが出始めています。これは各社ダウンサイジングを行いながらも過給器によってパワーはさらに増しているため4輪駆動を採用することによってトラクションを得ようという考え方のようです。競合のアウディはかなり昔からお家芸のクワトロの採用で昔からセダンだけでなくワゴンモデルも雪道などへの強さをアピールしていましたがこれからはBMWのスローガン「駆け抜ける喜び」を4輪駆動車で味わうことができるようになる日も遠くないかもしれません。

大型化したボディに対する昔からのファンへの回答?「BMW M2」の発売

BMWの3シリーズはモデルチェンジごとにボディの大型化が進んでいるのも事実です。これに昔からのM3ファンであればどんどん大きくなってと抵抗を覚える方もいらっしゃるかもしれません。そんな方にオススメなのが3シリーズよりも小型な2シリーズクーペをベースとしたMモデル「F87型M2クーペ」の存在です。この小さな2シリーズにMモデルを設定することにより旧来からM3のファンとしてボディの大型化に抵抗を示した人たちへの回答と言えるもでるであり、全長もE36型やE46型のM3とほぼ同様であるところや直列6気筒を搭載して驚異の370psを発生させるかなりホットなモデルであるところも大きな話題となりました。旧来からファンにはこのM2クーペの評価は高く、昔のM3の再来であるなんて声も少なくありません。またこちらも競合のメルセデスAMGのA45/CLA45やアウディのRS3セダンなどが軒を連ねており、こちらもパワー競争になっていく可能性はありますが各社しのぎを削りさらに進化を遂げる新しいジャンルとして注目されるでしょう

2019年5月17日
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