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なんで輸入車のウインカーとワイパーは左右逆なの?

今までに輸入車に乗ったことのある方でウインカーを出そうとしてワイパーが動いてしまった…なんて経験をお持ちの方は数多くいらっしゃるかと思います、あれとても恥ずかしいですよね…近頃は本国が左ハンドルでも日本仕様の右ハンドルが数多く見られるようになったものの普段日本車に乗っている方は必ず一度は間違えてしまったことがあるはず、ではなぜ輸入車に限ってウインカーレバーの位置が違うのでしょうか?



ウインカー及びワイパーの位置はISO規格によって定義されていた!

ステアリング
photo by David Michalczuk

車の構造とドライバーの動線を考えれば左ハンドルであればウインカーは左手を使う左側、シフトレバーやコンソールのために右手を使い毎回使うものではないワイパーは右側にという考え方であれば理にかなっており右ハンドルであればそれをそっくり反対に取り付ければ問題ないのでは?と考えてしまいます。

しかし、国際標準化機構によって定義されたISO規格によると「ハンドル位置に関わらず」ウインカーは「左」ワイパーは「右」と定義されています。このISO規格に準拠するメーカーの製造する車両では全てこの規格の通りとなるわけです。

なので左側通行右ハンドルを採用するイギリスの多くの車メーカーでもこの規格に沿って車が作られています。MT車の多いヨーロッパでシフトチェンジをしながらウインカーを出すタイミングもあると思うのですが…

日本ではJIS規格によって右ウインカーと定義されている!

プリウスのステアリング
photo by su neko

では、日本ではなぜISO規格とは異なる方式を採用しているのか、これは日本工業標準調査会による日本工業規格(通称JIS規格)によってウインカーは右側、ワイパーは左側と定義されているためこのような違いを生み出しているのが現状となっています。また、この右ハンドルでの右側ウインカーの方式は右ハンドルを採用するオーストラリアや東南アジアの一部の国の自動車メーカーで採用されています。

日本人の普通は世界的に見て変なのか?

確かに世界的に見ると右ハンドルであろうとウインカーレバーが左側にあるのが世界的な標準なのかもしれませんが、もちろんMT車の場合は左手が空いた方がスムーズに運転できるのが目に見えてますよね、日本では輸入車はほとんどがAT車と言われているからそのままでもと思いますがAT車でも最近多いジョグダイヤル式のナビやエアコン操作が多くなっているのが現状であり、ドライバーの注意力や運転のスムーズさを考えたら右ハンドルの場合ウインカーは右側に装備した方が安全なのではないでしょうか?

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