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気になるあの子に嫌われないバイクタンデムのコツ

バイクも買ったし、随分と運転も上達した…!ずっと憧れていた人とツーリングに出かけてみたい!といったそこのあなた。おめでとうございます。あなたはバイク乗りにしか許されない超近距離でのタンデムツーリングが許されているのです!
でもちょっと待って下さい。バイクでの二人乗りはいつも以上に慎重にならないと危険なもの。楽しいツーリングデートが悲惨な結果にならないために、今一度基本に立ち返ってみましょう。



そもそも二人乗りの条件に適合するか

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いきなりですが、残念なお知らせです。あなたがもし、免許を取って1年経過していないのであれば二人乗りすることができません。また、3年以上経過なおかつ20歳以上でなければ高速道路での二人乗りもできません。
夢のためにライディング技術を磨く期間に当てましょう。

まずは乗る前に

バイクは全身を使い傾けて曲がる乗り物です。ライダーと同じ方向に身体を傾けてもらわないと上手く曲がることができず大変危険です。また、ステップから足を離したり、身体を大きく動かしたりしないようにあらかじめ教えておかなければなりません。バイクに乗るというのにスカートやヒール、紐の長いスニーカーなどを履いてきたりしないように、どんな服装が適切かも伝えておきましょう。マフラーなども風圧でほどけると危険です。バイクに乗ったことがない人とタンデムする場合は特に、紳士的にエスコートしましょう。

後ろの人にこそいい装備を

嫌いな人をわざわざタンデムに誘ったりしないでしょう。タンデマーはあなたにとって大切な人のはずです。さらにバイク未経験であればなおのこと、とっさの危機回避や予測ができないためヘルメットやジャケット、グローブに至るまで余り物なんかではなく「自分より良い」装備を与えてあげるくらいの心意気が大切です。言葉にしなくとも、こういう思いやりはなんとなく伝わるものです。意識すればより関係が深まるかもしれません。

冬場は風により体感気温が下がります。ライダーは乗車中案外気が付かないものですが、どうだい今のカーブ!?と振り返ったら凍えていてそれどころじゃない…とならないためにも防寒対策はしっかりとしましょう。特に女性を後ろに乗せる場合、男性よりも身体が冷えやすいため要注意です。

バランスが取りにくい!

さていよいよ乗車です。平らで広く、なおかつ交通量が少ないところで乗車します。タンデマーが乗車する際、ステップに重心がかかるため、自分がよろめいたりしないようにしっかり踏ん張りましょう。スポーツモデルの場合、テールが大抵後方に跳ね上がっているため、タンデマーに蹴り飛ばされないように注意しておきましょう。
発進は丁寧に。重くなった分スロットルを捻らなければなりませんし、クラッチも丁寧に繋ぐ必要があります。ライダーはハンドルがあるためわかりにくいですが、発進・停車時にタンデマーはかなり前後に身体がふられます。急な動作を極力排し、安全運転を心がけましょう。くれぐれもカッコつけすぎて無理をしたりしないように。
低速時はライダー自身も慣れていないとふらつきます。ニーグリップをしっかりしましょう。これはタンデマーにも言えることです。腰のあたりをしっかり脚で挟んでもらえば安定します。タンデマーはバイクにグラブバーがついていたとしても、ライダーの肩や腰などにつかまった方が安定するため、そのあたりを理由に物理的に接近しましょう。

休憩はいつもより多めに

ひとりでバイクに乗っているときより当然、ライダーに負担はかかります。安全に運転するためには休憩が必要不可欠です。ひとりで走るときのペースがあることと思いますが、さらに多い回数、長時間休憩をはさみましょう。バイクに乗っている際は叫ばないと会話もままならないため、こういうときこそヒアリングです。運転が速すぎないか、カーブに不安はないかなどコミュニケーションを積極的に取りましょう。
たとえあなたがずっとバイクに乗りっぱなしでも大丈夫な優れた体力の持ち主でも、タンデマーがそうであるとは限りません。動きがないなと思ったらタンデマーが疲れていたり、逆に寝てしまったりしないためにも休憩は取るべきです。

インカムの導入もアリ

喋らなくてもある程度意思疎通ができるようにタッチや手の動きなどサインを決めておくといいでしょう。言葉に頼らないコミュニケーションというのもバイクの醍醐味です。マスツーリングしたときに動きがリンクしたりして「俺達の間に言葉は必要ないんだ」と悦に浸ったことはありませんか?要するにそれです。
というのはさておき、多少値は張りますが、Bluetoothのインカムセットがあれば長距離の移動でも退屈せずにいられますし、休憩のタイミングなどの意思疎通が非常に楽です。科学の勝利ですね。

あとは頑張って誘うのみ!

と、ここまで紹介したものの、相手がバイクに興味が無いのでは意味がありません。それとなく様子を伺いましょう。中には意味もなく悪いイメージを持っている人だっているはず。バイクの素晴らしさを滔々と語るのでは、興味がなければ最初から聞いてない場合もありえます。
今度〇〇を食べにあそこにツーリングに行くんだけど、一緒に来ない?
〇〇の景色が絶景なんだよね。見に行かない?バイクだと全方位絶景だぜ
など、バイク+αの興味そそられるもので牽制しましょう。
麗しいあの子にとってバイクが危険でヤンチャなイメージがあったとしても、本来は他の何かでは替えがきかない素晴らしい乗り物なのは間違いありません。それを払拭するのもあなたの腕にかかっています。この世に素晴らしいバイク乗りが増えることを心から祈ります。

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