マスツーリングでのルール・マナー

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バイクを手に入れたなら、遠くに行きたくなるもの。行動範囲も広がりますし、単に運転してるだけでも楽しいですよね。

新しく免許を取ってバイクに乗り出すと、色々な人から一緒に走ろうと声がかかったりします。

最近では、SNSでもツーリングのメンバーを募集していたりと自分からでも気軽に誘ってみたりもできます。

しかし、特に知らない人たちと走る場合は個々のペースや力量、バイク自体の特性の違いなどにより苦労する状況が出てきてしまいます。

そもそもツーリング(touring)とは観光地などを訪れるだけでなく、移動そのものを楽しむことです。楽しくなければ意味がありません

マスツーリングしてみたい人は、基本を抑えて楽しく走りましょう。

マスツーリングって何?

ツーリング

ひとりでツーリングに出かけることをソロツーリング、それに対し複数人でバイクで出かければそれはもう立派なマスツーリングです。
定義がしっかりされているわけではないので、2、3人かもしれませんし、50人以上の大集団なんてことも。

当然、年齢や性別、性格が違う人達が集まって走るので、お互いのことをよく知っていたり、気遣いのできる人たちと走るほうが負担は少なくてすみます。

初心者のうちは、自分の身近なバイク乗りと少人数で走るのがいいでしょう。

ソロツーリングと違い様々な場所の思い出を共有できますし、何かトラブルが発生しても知恵を出し合って解決したりと、ひとりきりでは味わえない感動がマスツーリングにはあります。

ツーリング当日までに

カーナビ

初心者であってもそうでなくても、確実にしておかなければならない準備は、目的地までのルートの確認・バイクの整備・ガソリンを満タンにしておくことです。

誰かリーダーが決まっていたとしても、信号待ちなどで列が途切れたり、前のバイクを見失ってしまったときにルートがわからないのでは迷惑がかかってしまいます。これは参加する人それぞれが確認しておく必要があります。

バイクの整備は基本的なことで構いませんのでしておきましょう。目的地ギリギリでバイクが動かなくなった…なんてこともあります。後続車に迷惑がかかるため、灯火類の点検も大切です。

また、集合場所に集まるまでにはガソリンを給油しておけば全員揃ったときにスムーズに出発することができます。
集合したら休憩や給油のタイミングなどを走り出すまでに全員で決めておけば、よりツーリングが楽になりますし、万が一はぐれたときに集合場所で合流もできるため安心感があります。

走行の基本

ハーレー

マスツーリングでの走行は、千鳥走行といいますが、ジグザクで並んで走るのが基本になります。
千鳥走行には様々なメリットがあり、同じ人数でもジグザグで並ぶと列全体の長さを短くすることができはぐれにくくなります。また、先頭車両を含め列の動きが見やすくなるため、右左折や停止車両の追い越しなどに対応しやすくなりますし、一車線フルに使うため、車などに無理に追い越しされて危険な目にあう可能性も低くなるなど安全面でも優れています。

しかし、ブラインドカーブなど見通しの悪い道が続く場合や、峠などを走るときは一列になり十分に車間距離を取りましょう。
峠でのワインディングはバイクの醍醐味であり楽しいものですが、初心者の場合、無理についていく必要はありません。自分の力量に合わせ安全に走ることが大切です。

走る順序

トンネル

マスツーリングの場合、ある程度力量に合わせたバイクの並び方というものがあり、それぞれ役割も異なってきます。先頭車両と最後尾はベテランのライダーが受け持つといいでしょう。

先頭車両はルートをしっかり把握していなければなりません。あらかじめ決めておいた休憩ポイントや、高速に乗るツーリングならばインターチェンジや分岐の選択などを覚えていなければ、後続車はそれに合わせて走るため全員が間違えてしまうことになりかねないので注意が必要です。
特に初心者ははぐれまいと無理についていくことが多いため、ペース配分も考えなければならないでしょう。

一番最後尾の車両は、疲れている人がいないか確認したりと隊列全体の様子をみます。また、先頭の車両が車線変更をした際など、敏感に反応して先に隊列が入るスペースを確保したりと気遣いのできる人でなければなりません。全員を把握するため、最後尾の人は基本的に位置を変えることはありません。

初心者は先頭車両のすぐ後ろか、大人数であれば真ん中あたりに入るのがいいでしょう。大人数のマスツーリングの際は、真ん中付近にもベテランを入れておけば、信号などではぐれた場合、すぐにその隊列を率いる事ができます。

休憩は多めに

バイク

マスツーリングはそれぞれペースが違うため、お互いに合わせて走ることになります。人数が多いと意思疎通もおろそかになりがち。そのため思っていたよりも疲労が溜まりやすいのもマスツーリングなのです。

ベテランライダーであっても他の人をカバーする割合が多いため例外ではありません。休憩はこまめに取るといいでしょう。1時間に1回程度を目安に、参加者の意見を交えて決めるといいと思います。走っている際は意見の交換ができないため、そういう意味でも休憩は大切です。

大切なのは思いやり

ライダー

色々と他にも注意点はありますが、一番大切なのは他人を思いやる気持ちです。
複数人で走る以上、お互いに譲り合わなければツーリングは成立しません。排気量が違えばそれだけでもどちらかに負担がかかってしまうものです。気楽に走りたい場合はひとりで走ればいいだけの話なのです。

しかし、マスツーリングにはひとりでは味わえない達成感や、様々な出来事を語り合えるという素晴らしいメリットがあります。
ベテランもビギナーも、楽しんで安全に走っていきましょう。

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